⾜をそっと乗せておくだけで、振り⼦のように⾃然に動く「あしふみ健幸ライフ」。
あたたかみのある半⽉型の⽊がゆらゆらと揺れる「あしふみ」は、⼀⾒とても単純な構造のように⾒えますが、
その開発には構想28年、製作2年という⻑い年⽉がかかりました。
「皆様の健康で幸せな暮らしをお⼿伝いしたい」という願いから、ようやくたどり着いたこのカタチ。
運動の常識を変えた、究極にラクな健康器具「あしふみ」の開発ストーリーをお届けします。
⼈は体の不調がどこからきているのか、⾃分では明確にわからないもの。
ですが、それを放置してしまうことで、不調が繰り返され、やがては慢性的な体調不良に⾒舞われることがあります。
私たちは、福岡で創業し28年。これまで多くの健康関連の事業を通して約7万⼈という⽅々の「体の悩み」に向き合い、その「根本原因とは何か」そして「体調不良を抱える⽅の⼒になれることはないか」をずっと探りつづけてきました。
そのなかのひとつが、国家資格を持つ鍼灸マッサージ師を病院や介護施設などに派遣する事業。
ここでは、鍼灸マッサージ師が⾜のむくみや腰痛などに悩む多くの患者さんの⾜をもんだり温めたりと、さまざまな⼿を尽くしました。
ですが、すぐに元の状態に戻ってしまうという痛々しいシーンを⽬の当たりにする⽇々…。
「何とか、つらい症状を抱える患者さんたちの⼒になりたい」
そんな想いが湧き上がるなか、多くの体調不良を抱える患者さんと接することで、ある共通点が⾒えてきたのです。
体調不良の根本原因として、私たちが⾏きついた答えは意外なほどに単純なことでした。
⻑時間座りっぱなしで過ごしていると、筋⾁が固まってしまい⾎流低下を招きます。
それが体の機能、免疫⼒などを低下させ「さまざまな体調不良の原因」になっているとわかったのです。
多くの患者さんのお悩みが教えてくれた、「座り過ぎ」によるリスク。
私たちは、その対策となる「 体を動かすこと」に着⽬しました。
歩くなど、体を動かすと⾎流が上がり筋⾁がほぐれ柔らかくなる。
その⾃然な動きにともなう流れを、いかに「無理なくつづけるか」が課題であると気づいたのです。
私たちは、⽇々さまざまな動きをしながら⽣活しています。ですが、デスクワーク中⼼のビジネスマンや、1⽇中部屋で過ごすことの多い⾼齢者の⽅などは特に、知らず知らずのうちに「⻑時間座りっぱなし」になっています。
そのことが、腰痛や⾜のむくみ、冷え性や気分の落ち込み、⽣活習慣病など、さまざまな体調不良を引き起こすということに気づいてから、私たちは 「いかにラクに運動をつづけられるか」を模索してきました。
誰もが運動することは、健康維持にとって⼤切だとわかっていても、実際は「⾯倒くさい」「時間がない」「運動を始める第⼀歩が踏み出せない」といった理由で「運動がつづかない」という⼤きなハードルがあります。
それを払拭するためには、⽇常⽣活に無理なく取り⼊れられて、なおかつ天気などに左右されない「⾃宅で座ったまま『ラク』に運動できること」が重要だと考えました。
⼀説では、 「貧乏ゆすり」は座ったままできる体温と⾎流を上げる健康運動であり、座りっぱなし対策のひとつになると⾔われています。
これは、医療関係者や⼤学教授から多くのエビデンスが発表されている事実。
このような着想から約2年間、さまざまな課題をクリアするために試⾏錯誤を繰り返し、さらにあらゆる無駄をそぎ落とした結果、極めて⾃然でシンプルな健康器具が完成しました。
それが、100年使える、暮らしに寄り添う健康器具「あしふみ健幸ライフ」。
私たちが求め続けた、頑張らずに運動をつづけられ、全⾝の「めぐり」を上げ健康をサポートする「あしふみ」誕⽣の瞬間でした。
「あしふみ」の特徴は、電気やモーターを使⽤していない単純な構造でありながら、座った姿勢の貧乏ゆすり運動(ジグリング運動)を促すこと。
⾜を乗せてゆらゆらと動かすだけで股関節をほぐし、⾎⾏を促進するなどの効果が期待できます。
ふだん座っている椅⼦やソファなどの⾜元に置いておくだけで、⾃然にウォーキングに近い動きができる画期的な健康器具。
⾜を乗せると⾜が勝⼿に動き出し、歩⾏と似た動作が数百回から数千回でも簡単にできる、そんな究極に「ラク」な運動器具についにたどり着いたのです。
素材は、その⾹りや⼿ざわりからリラックス効果が期待できると⾔われている天然の「⼩国杉」。
そのなかでも割れや反りのない上質な樹齢約100年ものの無垢材を使⽤し、温泉の地熱乾燥でしっかりと乾燥させることで強度を⾼めています。
なめらかな踏み⼼地と、やさしい⽊の⾵合いは、匠の技によるもの。
約2ヶ⽉をかけ、ひとつひとつ職⼈が丁寧に製作しているのが上質感のある佇まいの秘密です。
当初は、「こんなに単純な構造のものが、なぜこんなに⾼いのか」と、半信半疑な⽅もおられました。
ですが、丁寧に開発ストーリーをお伝えし、素材やつくりのよさで「100年は使える」⼀⽣ものの健康器具であることを知っていただくと、多くの皆様から受け⼊れられるように…。
そのなかでも、特に印象的なエピソードがあります。
それは、85歳のひとりの⼥性の変化でした。
この⾼齢⼥性は、ふだん⾞いすでしか動けず、歩くことを諦めておられました。
ですが、「あしふみ」を使うことによって久しぶりに「⾃⼒で⾜を動かす」ことができたのです。
私たちの想いが通じたと思える、⿃肌が⽴つような感動的な瞬間でした。
現在では、⾼齢の⽅や運動が苦⼿な⽅、健康意識の⾼い⽅など国内はもちろん、アメリカ、アジア、ヨーロッパなどの海外含めて、約2万⼈の⽅々にご愛⽤いただいている逸品になっています。
この極めてシンプルな健康器具は、 数万⼈の「お客様の悩みごと」から⽣まれた「想いの結晶」。
世界中で、次世代の新たな健康習慣になると私たちは信じています。
健幸ライフのコンセプトである、「健康で幸せな⽇々をサポートしたい」という想い。
その結晶として⽣まれたのが、この「あしふみ健幸ライフ」です。
これからも、多くの⽅々の暮らしに「あしふみ」が寄り添い、皆様の⽇々が⽣き⽣きと輝くことを願っています。