2023.11.21 生活習慣と健康

美容を気にするなら『座りすぎ』はNG 毎日座っている人は8歳老けたという調査結果も

多くの方(特に女性の方)は、美容のためにあらゆる努力を払っておられると思います。

洗顔剤や化粧水はもちろん、お肌のために高価な美容液を使われている方も珍しくありません。 食べ物のバランスに気をつけたり、紫外線を気にして日傘を差すのも有効です。 中には、毎月高額なサプリメントを飲まれたり、しわやシミを消す手術をされる方もいらっしゃいます。

しかし”とある習慣”が、そのようなアンチエイジングに掛ける努力を水の泡にしてしまうことはご存知でしたか? その恐ろしい”習慣”とは……『座りすぎ』です。

座って過ごす時間が長い人は『遺伝子レベルで老化していた』

一見、『座りすぎ』と『老化』は関係が無いように思えるかもしれません。 足腰が悪くなったり、不健康からくる内臓の老化……といったイメージは付きやすいかもしれませんが、脚を動かさないだけで本当に老化が進んでしまうのでしょうか?

カリフォルニア大学サンディエゴ校で、その点に関する調査が行われています。 アメリカ疫学ジャーナルに掲載されたこの調査には、64歳から95歳までの約1,500人に渡る女性が参加し、7日間に渡って睡眠時間や活動状態等を細かく加速度計でモニタリングしました。
※論文(英語):https://www.sciencedaily.com/releases/2017/01/170118151544.htm
そこから各人の活動量と、あらゆる老化に関するパラメーターを計測し、因果関係を調べたのです。

その中でも、1日の運動量が40分未満の女性に限って結果を見比べた結果、非常に興味深い事実が判明しました。 なんと、その運動量が少なかった参加者の内、1日10時間座っていた女性は、あまり座らなかった女性に比べて、白血球のテロメア長が短くなっていたのです。

テロメアが短くなるとどうなる?

 

 

もう少し詳しくご説明しましょう。 『テロメア』は、染色体の末端にある構造物です。 この『テロメア』は、細胞分裂を重ねるたびにどんどん短くなる傾向があり、つまりは歳を重ねるほど短くなっていくのが特徴です。 更には、このテロメアが短くなればなるほど、細胞の寿命も短くなることが判明しています。

この調査では当初、「運動をしていないグループ」と「運動をしているグループ」でテロメアの長さを比較しました。 ところが、その2つのグループを比較しても優位な差は出てきませんでした。

しかしながら、一部で興味深いデータが見受けられたグループがありました。 それは「毎日30分以上の運動をしていないグループ」です。 研究者は、その「運動をしていない」グループを、更に「1日10時間座っていたグループ」と「そこまで長時間座りっぱなしではないグループ」に分けました。

どのような差が出たでしょうか。 驚くことに”座りすぎ”の参加者とそうでない参加者では、テロメアの長さに8歳分もの差が生じていたのです。

8歳というのはとても大きな差ではないでしょうか。 細胞の年齢差がそのまま見た目に直結するわけではありませんが、もし同じ40歳の人が、36歳に見えるのか、それとも44歳に見えるのかでは、自己満足度や生活の質に大きな差が生じることでしょう。 しかしもしあなたが1日10時間を座って過ごすのであれば、その8歳分の細胞年齢を無駄に浪費してしまうこととなるのです。

(なお、テロメアの減少が見た目年齢に直結するものかどうかは、賛否が分かれるところとなっています。ただし、テロメア長維持機能の障害が原因とされている”先天性角化不全症”には、白髪・皮膚萎縮・早期脱毛・爪の成長不良等、老化とよく似た症状が現れるため、『テロメアの長さが老化において重要な因子である可能性は高い』とのことです)
※参考 (英語)https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3690281/

 

細胞の老化を避けるには?

ではその様な『細胞の老化』を避けるためには、何をしたらいいのでしょうか?

一見、難しく考えてしまいそうになりますが、少なくとも『座りすぎ』による細胞の老化に関しては簡単な解決策があります。

先程の研究結果をよく見てみましょう。 『細胞の老化』が現れていたのは『毎日30分以上運動をしていない』かつ『1日10時間を座って過ごしていた』グループでした。 逆に言えば、その2つの条件に合致しなかった参加者には、少なくとも座りすぎを原因とする細胞の老化は見られなかった、ということになります。

であるならば、『毎日運動することを心がける』もしくは、『1日座る時間を10時間以内に収める』といった対策をとれば、このような『細胞の老化』は防げることとなります。

 

『毎日運動する』ことや『座り過ぎを避ける』ことはなぜ難しいのか

……とは言いつつ、実際運動するのは難しいですよね。

大丈夫です。そのように感じておられるのはあなただけではありません。 これについても調査結果を見てみましょう。

厚生労働省が行っている、国民健康・栄養調査報告という調査があります。 これは日本全国の老若男女を対象とした調査であり、その中に『運動習慣の有無』という設問がありました。

この『運動習慣』については、『1回30分以上の運動を、週2回以上、1年継続して行っている』かどうか、が基準として定められています。 先程挙げたカリフォルニア大学の調査が『毎日30分以上』だったことに比べれば、こちらは『週2回』なので、だいぶ基準がゆるいです。

では、そのゆるい基準の『運動習慣』を持っている人は、日本全体の何%ほどなのでしょうか。 50%でしょうか?60%でしょうか?

驚くことに……週2日以上運動している日本人は、全体の30%もいませんでした。

全体の28.7%、40代に至ってはわずか15.1%の人しか、週2日以上・1日30分の運動を行えていませんでした。 つまり日本においては、『1日30分以上の運動を習慣づけている人』のほうが、圧倒的に少数派なのです。

では、なぜ運動の習慣はなかなか身につかないのでしょうか。 続く報告書の中で、『運動習慣定着の妨げになっている理由』についてアンケートが行われました。 すると、改善の意志等によって多少違いはありますが、 おおよそ『仕事(家事・育児等)が忙しくて時間がないこと』『面倒くさいこと』が上位に挙げられています。  

恐らくあなたも同じように感じられていることと思います。

もちろん厳密に言えば、”忙しくて時間がない”人は少ないでしょう。 TVを見ている時間や、寝る前等に30分の時間をとることは、”物理的に言えば”不可能ではないはずです。

しかしそれで行動に移せる人は、ほんの一握りと言っても過言ではありません。 多くの人は文字通り時間がないというよりは『気力がない』ことがほとんどだと思います。

運動というのは『筋肉に負荷をかける行為』です。 運動好きな人であれば「気持ちがいい」と思う人もいるでしょうが、運動習慣がない人にとっては「痛みを感じる行為」であり、それが心理的なハードルとなってしまいます。

更にそこをクリアして運動に着手したとしても、目に見える成果というものはなかなか手に入りません。そもそも1日30分程度の運動では『痩せる』ことは難しく、高負荷の運動を頑張ったとしても、目に見える成果が出るまでは数ヶ月掛かります。 このような報酬の遅延も、運動習慣のハードルを挙げている要因です。

結果、『7割以上の人は運動習慣を身につけることができない』という訳です。

 

座る時間を1日10時間以下にする……のは更に難しい。

ではどうすれば良いのでしょうか?『座りすぎ』にまつわる細胞の老化や、あらゆる健康被害を避けるために、他の方法はないのでしょうか。

もちろん『座らない』ことを選択できればそれが一番ですが、恐らくこれも難しいことでしょう。 最初に挙げたカリフォルニア大学の研究では『1日10時間座っている人』が挙げられていましたが、これは決して『特別座りすぎな人たち』ではありません。

少し計算してみてください。 1日7時間睡眠を取るとして、起きている時間は17時間です。 この17時間の内、座っている時間を10時間未満(例えば9時間)にするためには、1日8時間を立つ、もしくは歩いて過ごさなければならないのです。

もちろん、仕事を立ってされている方や、育児中の方であれば、この基準をクリアできるかもしれませんが、 もしデスクワークの方や、高齢の方、足腰に問題を抱えておられる方であれば、 こちらの基準をクリアするよりも、先程取り上げた『1日30分運動する』基準の方をクリアするほうがはるかに簡単でしょう (もし仮に1日8時間をゆっくり歩いたとすれば、歩いた距離は32km、万歩計の数字は48,000歩にもなります)

では、他に方法はないのでしょうか?

 

唯一の解決策:座っている間も足を動かす

八方塞がりにも思われるこれらの状況ですが、解決策はあります。 それは『座っている間も足を動かす』という解決策です。

そもそもなぜ『座ること』で、細胞が老化したり、健康被害が生じたりするのでしょうか? 詳しい説明は割愛しますが、現在研究者の間では『座っている状態が長く続いた場合、血流が滞り、大腿四頭筋等の筋肉に刺激が行かなくなってしまうため、”インスリン抵抗性”等が進行してしまう』という説が有力なようです。(参考1参考2

もちろん、実際にはもっと複雑なメカニズムがあるのですが、 要は『大腿四頭筋等の筋肉に刺激を与える』=例えそれが貧乏ゆすりであっても、脚を動かしていれば、座りっぱなしでも健康への害を抑えることができるのです。

これも単なる仮説ではなく、多くの論文で証明されています。 例えばAmerican Journalに掲載されているこの論文には、下記の様な記載があります。

この研究から、長時間の座位が脚内皮機能に及ぼす有害な影響を打ち消すには、『貧乏ゆすり』という単純な行動で十分であることが明らかになった。このように、座位による血管への好ましくない影響は、長時間座っていても、少量の脚の動きで回避可能であることを初めて証明した。 https://journals.physiology.org/doi/full/10.1152/ajpheart.00297.2016

 

しかし貧乏ゆすりを意識的に行うというのは、少し難しいかと思います。 貧乏ゆすりは衝動的に行うことがほとんどなので、1時間に何回と時間を決めて行うものではありません。 それに傍から見たらはしたなく見えてしまう可能性もあります。

しかし、その『貧乏ゆすり』を意識的に行う事ができる器具があったらどうでしょうか? まさしく、そのために作られた器具が『あしふみ健幸ライフ』です。

 

『あしふみ健幸ライフ』なら、自然と貧乏ゆすりができる!

『あしふみ健幸ライフ』は、半円上の木と土台を組み合わせた、シンプルな健康器具です。
電気やモーター等を使用していないため、一見『これで効果があるんだろうか』と思うかもしれませんが、少し考えてみて下さい。
よく『トレーニング器具』として売られている、金属製の足踏みステッパーや、電気を使うウォーキングマシーン等があると思います。 あなたの部屋にそのようなトレーニング健康器具があったとして、1日に何回使うでしょうか?そしてそれを何日継続できるでしょうか?

『あしふみ健幸ライフ』のすばらしい点はまさしくそこにあるのです!

まず使うために立ち上がる必要はありません。 机の下に置いておき、座ったまま使うことができます。

更に作業しながら脚を動かすことができます。 先程の調査結果を思い出してください。運動習慣が身につかない理由で最も多かったのは『忙しいから』というものでした。 しかし『あしふみ健幸ライフ』であれば、一切の作業を中断せず、脚を動かすことができます。

そして本当に素晴らしい点として貧乏ゆすりより、更に意識せず脚を動かすことができます。 ”貧乏ゆすりが健康に良い”ことは先程エビデンスを出しましたが、問題は意識して行うことが難しいことです。 しかし『あしふみ健幸ライフ』を一度使っていただければ判るのですが、この器具は足を乗せた瞬間、自然にゆらゆらと動かしたくなる、そんな不思議な器具なのです。 しかも、貧乏ゆすりで動くのはたいてい片足だけですが、”あしふみ”ならば両足を自然と動かすことができます。

この器具は、決してコストを抑えたいがためにシンプルな構造となっている訳ではありません。あらゆる形を検討した末にたどり着いた究極の形、それが『あしふみ健幸ライフ』なのです。

美容のために、高いお金を支払い続けますか?それとも”あしふみ”しますか?

最初にご説明した『細胞の老化』の話に戻りましょう。

現在、美容液やサプリメントの中には、”細胞の老化を抑える”ことを謳った製品がいくつかあります。 しかしその多くは数千円、時には万を超える金額を、毎月のように負担し続ける必要があります。 生涯でみるならば、相当の金額をつぎ込むこととなるでしょう。

しかし一方で『あしふみ健幸ライフ』ならばどうでしょうか? シンプルな構造なので、一度買えばまず買い替える必要はありません。生涯に渡って利用することができます。 そして体質等に左右される美容液・サプリメントと違い、ほとんどの人に有力であることが、先程取り上げた論文でも立証されています。 更に言えば、”座りすぎ”が原因とされる健康被害についても、それを回避することができるでしょう。

ぜひ今あなたが使っておられる美容製品、そして日常の運動習慣等を見直して頂き、どちらがより有益なのか、比べてみていただければと思います。

 

参考資料

Associations of Accelerometer-Measured and Self-Reported Sedentary Time With Leukocyte Telomere Length in Older Women

The role of telomeres in the ageing of human skin

厚生労働省 令和元年国民健康・栄養調査報告

Prolonged sitting-induced leg endothelial dysfunction is prevented by fidgeting

 

あしふみ健幸ライフは、座ったままで歩行運動ができる
画期的な健康器具です。
ご両親へのプレゼントにもおすすめです。

あしふみ健幸ライフの詳細はこちら

メルマガ会員募集中!
お得な情報などをお届けいたします。この機会にぜひご登録ください!

ご登録はこちら